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Yonehara, H.

Paper Title Page
WPBDA11 Current Transformerの極短バンチ応答試験 310
 
  • T. Watanabe, S. Sasaki, T. Fujita, H. Yonehara, H. Ohkuma
    高輝度光科学研究センター
  • A. Sakumi, T. Ueda, K. Miyoshi, K. Kambe, M. Uesaka
    東京大学大学院工学系研究科
 
 

非破壊電流値測定器として広く用いられているCurrent Transformer(CT)は、原理的にはバンチ長に依存しないことが予想されるが、フェムト秒オーダーの電子バンチを発生させるプラズマ加速などの分野において、その信頼性を証明するための実証試験が行われ、是非の議論が行われている。我々JASRI/SPring-8においても、将来発生・利用が予想されるフェムト秒電子バンチに対するCTの応答を実験的に調べ、Evidenceを得たいと考えている。そこで、フェムト秒からピコ秒領域の電子バンチ発生および測定が可能な東京大学ライナック(東海村)を利用し、その実証実験を行った。 本発表ではその結果を示し、極短電子バンチに対するCTの有用性・信頼性について議論する。

 
FRVAA08 SPring-8 蓄積リング ゲートバルブ発熱調査 1008
 
  • M. Oishi, M. Shoji, Y. Okayasu, Y. Taniuchi, H. Yonehara, H. Ohkuma
    高輝度光科学研究センター
 
 

SPring-8 蓄積リングでは、放射光ユーザーの希望により、種々の電子ビームのバンチフィリングで運転している。バンチフィリングに対する制限は、当初はビーム不安定 の発生であったが、bunch-by-bunch feedback システムの導入により改善され、現在 は、主にゲートバルブの発熱が原因となっている。ゲートバルブに設けているRF シールドがベリリウム銅製であるため、クリープによる劣化を考慮し温度制限を100℃ としている。この温度を超えるようなバンチフィリングは実施していない。しかし、今後、ユーザーからのバンチ電流の増大要求、あるいは、将来期待 される短パルス電 子ビーム運転などに対応できるように、RFシールドの改良を見据えてゲートバルブの発熱について調査を行った。

 
FOBTA04 CSR effect at XFEL-to-Storage Ring Beam Transport Line, SPring-8 805
 
  • T. Watanabe, M. Oishi, H. Ohkuma, Y. Okayasu, S. Sasaki, M. Shoji, K. Soutome, M. Takao, T. Nakamura, K. Fukami, T. Fujita, C. Mitsuda, H. Yonehara
    高輝度光科学研究センター
  • N. Kumagai
    理化学研究所 XFEL計画推進本部
 
 

A 300-m long new beam trasport line will be built from the XFEL C-band linac to the existing 8 GeV storage ring at SPring-8. Current status of the transport line work will briefly be presented. Since Coherent Synchrotron Radiation (CSR) could degrade a beam quality in such a transport line with multiple bends, tracking simulation result on the effect will be especially discussed.

 
TPMGA10 SPring-8蓄積リングにおける短パルス放射光生成のためのキッカーマグネットの開発 611
 
  • C. Mitsuda, K. Fukami, M. Masaki, A. Mochihashi, M. Oishi, J. Schimizu, Y. Shimosaki, M. Shoji, K. Soutome, K. Tamura, H. Yonehara, K. Kobayashi, T. Nakanishi
    高輝度光科学研究センター 加速器部門
  • T. Ohshima
    理化学研究所(XFEL)
 
 

近年、物質構造科学のユーザーによる物質構造の精密測定のための短パルス光が強く求められており、SPring-8においては垂直パルスキッカーによる短パルス放射光生成のための小型大電流出力電源を含むキッカーマグネットシステムの開発を進めている。この手法は、クロマティシティー0でない条件下で垂直キックにより電子バンチのヘッドテール振動を励起し、傾いたバンチからの縦長の放射光をスリットにより切り出すことにより短パルス光を取り出す。開発されたキッカーマグネットは1Hzの繰り返しで2.7usのパルス幅で5.6mTの磁場出力を実現した。このキッカーマグネットを用い、電子バンチの傾きを可視光ストリークカメラで観測している。また、スリットによる切り出しを行い、FWMHで7psの短パルスX線の観測に成功している。本発表ではキッカーマグネットシステム及びビームプロファイルの観測システムと結果について報告を行う。