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Yamauchi, H.

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TPOPA21 理研重イオンリニアックの現状報告 622
 
  • E. Ikezawa, Y. Watanabe, M. Kase
    理化学研究所 仁科加速器研究センター
  • T. Ohki, T. Aihara, H. Yamauchi, A. Uchiyama, K. Oyamada, M. Tamura
    住重加速器サービス株式会社
 
 

 理研重イオンリニアック(RILAC)は、1981年に運転開始され、現在、理研リングサイクロトロン(RRC)及び理研RIビームファクトリー(RIBF)の入射器としての運転を、またRILAC単独運転を行っている。昨年末から、RIBFにおけるウランビーム増強のため、RILACの旧入射器を改造し、その高電圧ターミナル上に新入射器(RILAC-Ⅱ)用28GHz-ECRISを設置した。この28GHz-ECRISの性能試験をここで行うため、そこからRILACへの入射ライン設置工事を行っている。またRILAC後段の荷電状態増幅装置用共振器(CSM)のうち1台をRILAC-Ⅱ用の加速器として使用するために、既設ラインから撤去し現在改造を行っている。RILAC用照射実験室では、超重元素探索実験装置の2号機を設置する工事も進行中である。  本発表では、RILACに関して、運転状況を含めた現状ついて報告する。