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Takao, M.

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WOOPE01 SPring-8蓄積リングの現状 60
 
  • M. Takao
    高輝度光科学研究センター
 
 

高輝度放射光光源であるSPring-8蓄積リングの運転概況と、マシン性能の維持、改善の主なものについて報告する。1)非線形力学の安定性改善のため長直線部(SPring-8蓄積リングの特徴である30 m長の自由空間)直近に新たに導入した六極電磁石の効果、特にダイナミックアパーチャーの拡大について。2)高輝度放射光光源にとって重要なパラメータであるカップリングの補正とその現状(補正前後のカップリング比: 0.7 % → 0.2 %)。3)放射光源リングの可能性の一つである短パルス放射光生成の試験について。また、10年後を見据えて世界最先端の放射光施設であるためのアップグレード計画が議論されているが、その概要についても紹介する。

 
WPBDA18 SPring-8 加速器診断ビームラインにおけるX線ストリークカメラの特性評価 329
 
  • A. Mochihashi, M. Masaki, H. Ohkuma, Y. Shimosaki, K. Soutome, S. Takano, M. Takao, K. Tamura
    高輝度光科学研究センター
  • Y. Tanaka
    理化学研究所
 
 

ナノ秒~ピコ秒X線パルス光のパルス長の直接観測の手段として、X線ストリークカメラ(以下X-SC)による方法が挙げられる。X-SCの光電面における(光子→光電子)変換過程は、光子エネルギーがkeV領域と高いため、可視光ストリークカメラでの変換過程よりも複雑であり、そのためX-SCの時間分解能や検出効率の光子エネルギー依存性などの基本特性は十分には理解されているとは言えない。SPring-8加速器診断ビームラインにおいて進めている、X-SCの時間分解能の光子エネルギー依存の評価実験等の現状について報告する。また、SPring-8ではmomentum compaction factorの制御やhead-tail motionにより鉛直方向にバンチを傾斜させることによる短パルスX線発生が進行中であり、X-SCを用いた短パルスX線のパルス長の評価についても報告する。

 
FOBTA04 CSR effect at XFEL-to-Storage Ring Beam Transport Line, SPring-8 805
 
  • T. Watanabe, M. Oishi, H. Ohkuma, Y. Okayasu, S. Sasaki, M. Shoji, K. Soutome, M. Takao, T. Nakamura, K. Fukami, T. Fujita, C. Mitsuda, H. Yonehara
    高輝度光科学研究センター
  • N. Kumagai
    理化学研究所 XFEL計画推進本部
 
 

A 300-m long new beam trasport line will be built from the XFEL C-band linac to the existing 8 GeV storage ring at SPring-8. Current status of the transport line work will briefly be presented. Since Coherent Synchrotron Radiation (CSR) could degrade a beam quality in such a transport line with multiple bends, tracking simulation result on the effect will be especially discussed.