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Sasaki, R.

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WPAPA07 超微弱電子線直接照射法のウラン検出感度の評価 180
 
  • R. Taniguchi, R. Sasaki, T. Kojima, S. Okuda
    大阪府立大学放射線研究センター
 
 

10MeV程度のエネルギーで、ピコアンペア程度の超微弱電子線を試料に直接入射し、電子の準弾性散乱に伴う核反応によって放出される中性子を検出することで、高感度にウランを遠隔・非破壊検出する装置の開発を行っている。本報告では、入射電子のエネルギーと感度の関係を中心に議論したい。ウランを検出する方法には、いくつかの手法が提案されているが、この直接法はマイクログラムオーダーのウランの検出が可能であり、感度の点では格段に優れている。また、本手法は2次元化が容易であり、信頼性の面でも有望であると考えられる。