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WPBDA31 | マルチバンチ用ビーム振動モニタの開発 | 88 |
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蓄積リングに於いてチューン測定に用いられる信号処理系は通常usの信号処理時間を必要とするため、シングルバンチ運転では問題がないがバンチ間隔がnsのマルチバンチビームの振動を測定しようとした時、その振動を正しく測定することは難しい。 マルチバンチビームの振動測定に高速アナログゲートを用いることで、マルチバンチのビーム信号から目的のバンチの信号だけにゲートをかけてシングルバンチと同じ信号にし、それ以降はチューン測定に用いられる信号処理系で測定出来る様にした。このシステムによりマルチバンチビームの任意のバンチの振動の振る舞いを測定することが可能となった。 マルチバンチビームの振動測定例として、KEK-ATF DRで2.8nsのバンチ間隔を持つマルチバンチビームの個々の振動測定を行った。その結果について報告する。 |
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TPCOA15 | ATFにおけるデジタルCCDカメラを用いた画像解析ソフトウェア | 502 |
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ATFで使用しているXSRモニター、SRモニター、ストリークカメラ等のソフトについて報告する。 XSRモニターは電子ビームからのX線を用いて二次元のビームプロファイルを測定する装置で、 Linux計算機でCCDカメラとMoverの制御を行い画像の取得と解析を行っている。 CCDカメラは浜松ホトニクス社製のカメラでIEEE1394インタフェースを介して制御をしている。 MoverはX線の光軸を調整するの使用しており、ツジ電子製のコントローラーをRS232で制御し ている。 インターフェイス部分はGTK2で作成している。カメラとMoverの制御、画像とビームプロファイルの 表示を行う。 |