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Kabeya, Z.

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FRATA03 J-PARC DTL/SDTL およびセラミックス真空ダクトの開発・量産 1172
 
  • Z. Kabeya
    三菱重工業株式会社
 
 

J-PARCでは現在、ほとんどの加速器施設がビーム調整運転に入った。それに先立ち、Linacは2006年に、RCSは2007年に予定通りのビーム加速と取り出しに成功している。遡ることその10年前に、LinacのDTL/SDTLの加速空洞およびRCSのセラミックス真空ダクトに共通する必須の生産技術が加速器コンポーネント製作に適用された。PR(Periodic Reverse;周期的極性反転)法による銅電鋳である。この技術は、H-Ⅱロケットエンジンの燃焼室冷却構造製作のために開発・実用化され、加速器の機器製作技術に転用された。ここでは、J-PARCの中で特にPR銅電鋳を適用した加速器コンポーネントの開発と量産について10年間の展開を述べる。 技術貢献賞