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Imai, T.

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TPOPA24 理科大赤外自由電子レーザー研究センターの現状 628
 
  • T. Imai, T. Suganuma, K. Tsukiyama
    東京理科大学
  • T. Morotomi, K. Hisazumi
    三菱電機システムサービス株式会社
  • T. Shidara, M. Yoshida
    高エネルギー加速器研究機構
 
 

東京理科大学総合研究機構・赤外自由電子レーザー研究センターでは、赤外自由電子レーザー(IR-FEL)を用いた利用研究や自由電子レーザーの開発研究を行っている。光利用研究では、中赤外領域の広範囲で波長可変かつ強力な短パルスという特長と生かし、本学のみならず、他大学や企業の研究グループが、化学・物理分野、計測分析技術などの多岐にわたる実験に取り組んでいる。またFEL運転を行う一方で、レーザーの高性能化を目指して、RF電子銃など加速器の開発研究も並行して実施している。本発表では、理科大・赤外自由電子レーザーのこれらの現状について報告する。

 
WPLSA10 FEL-TUSでのSASE-FELによるTHz波発振の研究 227
 
  • T. Suganuma, T. Hiramatsu
    東京理科大学 理工学研究科
  • M. Yoshida
    高エネルギー加速器研究機構
  • T. Imai
    東京理科大学 総合研究機構 赤外自由電子レーザー研究センター
 
 

本研究ではSASE-FELによるTHz波の発振を目指している。現在東京理科大学にある赤外自由電子レーザー研究センター(FEL-TUS)において遠赤外領域(FIR)の共振器型FELの性能向上を行っている。我々はFIR-FEL性能向上のためDAW型RF電子銃を製作した。DAW型RF電子銃は現在の電子銃に比べ、高密度電子ビームを生成でき、高い増幅率を得られるため、本研究では既存のアンジュレータを用いてのSASE-FELの発振の可能性を検討している。本発表ではこのDAW型RF電子銃の粒子シミュレーション、FIR-FELにおける性能試験の経過について報告するとともに、THz波を発振させるために行ったFEL発振のパラメータの最適化、ビーム輸送のためのオプティクスについて報告する。