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Bakr Arby, M.

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WPLSA12 高温超伝導バルク磁石を用いたスタガードアレイアンジュレータにおけるアンジュレータ磁場振幅のばらつきの検討 344
 
  • R. Kinjo, T. Kii, M. Bakr Arby, K. Higashimura, K. Yoshida, S. Ueda, T. Sonobe, K. Masuda, K. Nagasaki, H. Ohgaki
    京都大学エネルギー理工学研究所
  • H. Zen
    自然科学研究機構 分子科学研究所 極端紫外光研究施設
 
 

京都大学エネルギー理工学研究所では、アンジュレータの強磁場・短周期化を めざして高温超伝導バルク磁石を用いた新型アンジュレータの開発を行っている。 実験において、高温超伝導バルク磁石に着磁する磁場を強くすると、 アンジュレータ磁場振幅のばらつきが大きくなる現象がみられた。 この原因として、着磁磁場が弱い条件では、磁石個々の臨界電流密度のばらつきは 電流の流れる領域が大小することによって吸収され全ての磁石は同じ強さとみな せるのに対し、着磁磁場が強い条件では、電流は磁石全体に流れ磁石の強さは臨界電流密度に比 例するようになる、という事が考えられる。 この問題の解決策を検討するため、ビーンモデルに基づく計算モデルに磁石個々 の臨界電流密度を取り入れた計算を行った。 アンジュレータ磁場振幅のばらつきの、磁石個々の臨界電流密度のばらつき及び 着磁磁場の強さへの依存性を調べ、許容範囲の検討を行った。

 
TOAPB03 酸化チタン(TiO2)に対する中赤外域波長可変レーザー(KU-FEL)照射効果の検討 788
 
  • T. Sonobe, K. Hachiya
    京都大学大学院エネルギー科学研究科
  • M. Bakr Arby, K. Yoshida, K. Higashimura, R. Kinjo, T. Kii, K. Masuda, H. Ohgaki
    京都大学エネルギー理工学研究所
 
 

京都大学エネルギー理工学研究所では、2008年3月に波長12.4mでFEL発振を観測し、5月には波長13.6mでFEL飽和を達成した。更に、エネルギー材料分野へのFEL光利用を目指し、光輸送ダクトを設置しFEL照射試験設備の開発を進めている。そこで、材料科学へ応用するためには、中赤外域波長可変レーザー(KU-FEL)照射が材料に及ぼす効果を、結晶・光学特性など物性科学的な視点から評価し、その知見を得ることは重要である。 本研究では、赤外域での光学特性が注目されている酸化チタン(TiO2)に注目し、FEL光とこれに同期させた可視・紫外レーザーとの同時照射によるフォトルミネッセンス(PL)特性を観測するとともに、構造特性を評価することでFEL光照射効果に関する知見を得ることを目的としている。

 
FPACA66 MIR-FEL Tunable Range at Kyoto University‎ 1123
 
  • M. Bakr Arby, K. Yoshida, K. Higashimura, S. Ueda, R. Kinjo, T. Sonobe, T. Kii, K. Masuda, H. Ohgaki
    Institute of Advanced Energy, Kyoto University
  • H. Zen
    UVSOR, Institute for Molecular Science
 
 

MIR-FEL facility has been constructed for developing energy materials in Kyoto ‎University. FEL gain saturation at 13.2 m has been achieved for the first time in May ‎‎2008. The tunable range of KU-FEL was estimated numerically to design the MIR-FEL ‎beamline for application purposes. The results indicated that tunable range from 5-‎‎13.2 m. The numerical and the measured results will discussed.