Damping Ring Timing 打ち合わせ Memo, Dec.8.2016

日時: 2016 年 12 月 8 日 (木) 15:30 -
場所: KEKB 制御棟会議室
参加者: 杉本、船越、菊池、大西、菊池、佐藤、佐々木、中村、赤井、小磯、古川

前回の打ち合わせ Memo
 <http://www-linac2.kek.jp/cont/trigger/dr/minute-161122.html>
この Memo
 <http://www-linac2.kek.jp/cont/trigger/dr/minute-161208.html>

[1] ここ 2 週間の検討状況について(古川)

(A) BPM 向け Timing 信号の仕様に関して

 読み出し Module に対する Timing 信号は、入力 32k 個の pulse 列だけでなく、
 次の Beam まで連続的に Pulse 列が必要であることがわかった。(飛山氏)
 Event system の機能による Pulse 発生では複雑になるので、
 飛山氏の Pulse 列発生 Module (SKI-1611) を用いて発生させることにする。
 1台の SKI-1611 を制御室に置き、4 ヶ所の Monitor station に配信し、
  さらに各 BPM module へ Fan-out する。
 その結果、個々の BPM 向けの遅延は Cable の長さで調整することになるが、
  全体構成は簡略化される。
 簡略化された構成図は報告 Slide に載せた

(B) 関連情報
 報告 Slide [pdf]  [powerpoint]

[2] LER Abort 時や Alarm 時の DR beam の扱い

 LER Abort 時の議論は、別に、制御 Group と Commissioning group で行った。
  BCM を用いて Beam の同期を取り、Beam を蹴り出す予定。
  担当は梶氏。
  Damping ring 内の Timing 系と摺り合わせが必要。
 LER Alarm 時には、
  DR に残った 0 ~ 4 bucket の Beam はそのまま MR に入射する。
  (Gate が Close するので、電子銃は直ちに停止する。)
 Study 時の Extraction kicker の Trigger など、Commissioning group に
  仕様を提案してもらい、Event generation で検討する必要がありそう。

[3] 各 Beam monitor 向け信号の確認

 BPM:
  RF (DR 509MHz)、SKI-1611 の出力、入射 Timing
  Single mode fiber 4 芯を各 Station へ敷設する
  各 Station には VME subrack が 2 台ずつ設置される
  自由に間引く仕組みが必要と思われる

 Beam feedback:
  RF, Revolution (小林氏), 入射 timing 

 BCM
  入射 timing

 SRM
  RF, Revolution, 入射 timing, (出射 timing), BPM pulse train

[4] Commissioning に関連して

 DR 蓄積時間は制御 Group 内で議論があったが、
  現在の Event generation での想定は 40 ms (主に Software 簡略化のため)
 これに対して、
  25Hz 未満でも Linac beam を無駄にしたくない
  Damping は 40ms では充分ではないので蓄積時間を少しでも長くしたい
  Cavity の Load はできるだけ均等にした方がよい
 Commissioning group でさらに検討する

次回、2017 年 1 月 10 日 (木) 15:30
 (その後、延期)

以上(古川)

<kazuro.furukawa@kek.jp>, Linac, KEK, Jan.9.2017.
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