==========
IUC#28

-----
日時:2005年11月11日(金曜日)10:00-
場所:KEKBコントロール棟会議室
出席者(敬称略、順不同):生出、三橋、紙谷、小川、菊池、本間、榎本
飯田、設楽、小林、佐波、小磯、柿原、横山、小野、古川、佐藤(文責)
---

(1) PF入射運転状況 (佐藤)
・今期立ち上げ後、電荷量を0.2-nC・入射率3.4-mA/s程度と好調であったが、入射中の放射線量を軽減するため、
電荷量を0.1-nC程度に減らした(energy tailを減らす目的で)。入射率は1.5から2-mA/s程度となった。
 その後も、電子銃からのエミッションが徐々に減少し、入射率もそれに伴い減少している。
また、入射率が突然悪化する自体が時々起こっている。
(入射器内でのビーム状態は変化していないように見えるが)

C) 入射率が突然減少する事態はこれまでに三回のみで、
二回は、Linacの電子銃直後のステアリング電磁石がoffになっていたことが原因。
残りの一回は、PF study後に0.03-mA/s程度しか入らなくなったが、リングパラメタを調整し入射可となった。

=> それ以外にも、入射率が悪くなることがたびたびあった。
ライナックのパラメタ以外にも、入射が悪化する原因があるのではないか?

==> 0.5-mA/sを割り込む事態は、上記の三回のみである。

C) PF-BT下流の入射点近傍で、軌道フィードバックをすればすれば良いのでは?

=> Linac側でパラメタの再現性があれば、下流のBTで変化はないはず。

C) データもなく議論しても仕方がない。
=> 定量的なデータを元に、あらためて現象の理解・対策を検討する。

(2) PF-BTテストビームライン (佐藤)
・以前、三橋氏よりPF-BTの入射点付近にある空きスペースを利用し(約25-m)、
ショートビームパルスのテストファシリティを建設する提案があった。(参照:#IUC22(7/29))
来年夏にビームダンプ建設の方向で動いている。これに関連して、IUC内で議論すべき事はなにか?
放射線の申請を、12月の委員会へ提出するために、テストファシリティのデザインを考える必要がある。

C) 12月の放射線申請は、延期された。

C) どのようなR&Dが必要なのか?要求されるBeam qualityは?
=> ユーザー側からの詳細な要求はまだ挙がってきていないが、
必要とされるR&D itemは、以前のIUCで必要項目を提案した。

==> 具体的な値が出ていない。検討するには、定量的な数字が必要。

C) このテストラインの優先度はどの程度のものか?

=> Injector Upgrade(Phase-II, III)と同等ではなく、
それよりも優先度は低いと考えて良い。

=> 次回以降に、ユーザー側からの要望を話して貰う。


(3) 58ベンドフィードフォワード試験 (紙谷)
・振り分けDCベンド(BS_58_1)電源が、立ち上げ後の20分程度ドリフトする。
これを補償するための、フィードフォワード試験を行った。

・SP_61_F1のBPMで見たとき、ビーム軌道にして3-mm程度ドリフトする。
電源電流値を変化させ、軌道の変化を測定したところ、1A辺り8mm程度の軌道変化が観測された。
フィードフォワード試験を行った結果、多少over correction気味ではあるが、ドリフトを補正することができた。
頃合いを見計らって、実運転にも使用する。但し、冬メンテにて電源の改造を行う為、
来期からドリフト問題は解消される。

C) 最近は、切り替え直後も安定して入射できているようだ。

=> 以前問題になっていたのは、ベンドの磁場が十分安定(ON後20分以上経過)した後に
ビーム調整を行い、そのパラメタを(ベンド立ち上げ直後の)入射運転に使っていたため、
調整に手間取ったようだ。


(4) 次回IUC

===
IUC #29
---
日時: 2005年11月25日(金曜日) 10:00−
場所: KEKBコントロール棟会議室
議題(予定):
(1) 各種報告等
(2) その他

(*) その他の議題をお持ちの方は、ご連絡下さい。

==========