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ビーム物理研究会・若手の会 第11回企画研究会 「先端原子力技術を支える加速器・ビーム物理」, 提案者:井上 翔一(長岡技術科大学)†
研究会タイトル: 先端原子力技術を支える加速器・ビーム物理
会期: 2024 年 8 月 5 日 火曜日 14:30 – 18:30
開催方法: ハイブリッド
対面会場: 東京大学 本郷キャンパス 工学部3号館34講義室
参加申し込み方法: 下記グーグルフォームにて申し込み
https://forms.gle/4rEBw1oqzm8AYY1fA
参加申し込み期限 : 8/1 (懇親会締め切りは7/28正午まで)
内容・構成
座長 : KEK 大谷 将士
14:30-14:40 長岡技術科学大学 井上 翔一「はじめに」
14:40-15:15 JAEA 石川 法人「(仮)加速器を使用した原子力材料研究」(リモート)
15:15-15:50 理研 奥野 広樹「(仮)大強度重イオンビームによる核変換システム」
15:50-16:25 JAEA 田村 潤「(仮)ADS実現に向けたCW大電流陽子加速器開発」
16:25-16:35 休憩
16:35-17:10 QST 長谷川 和男「(仮)核融合炉材料開発に向けたIFMIF計画の概要」
17:10-17:45 JAEA 遠藤 駿典「(仮)原子炉設計のための中性子入射核反応データの取得」
17:45-18:20 京大 森 義治「加速器科学と原子力 −固定磁場強集束加速器(FFA) とミュオン核変換/触媒核融合−」(リモート)
18:20-18:30 KEK 大谷 将士「総括」
19時頃 懇親会(会場付近のお店)
研究会趣旨:
加速器は素粒子・原子核物理学等の学術研究のみならず、放射線治療や産業分野、社会インフラの保全など様々な分野で活用されている。加速器の産業分野への応用の中でも、次世代原子炉や核融合炉の開発に向けた加速器の活用や、放射線発生装置としての加速器を使用した農作物等の品種改良、材料改質等の放射線の工業利用研究に代表される原子力工学分野への応用が注目されており、原子力研究において加速器は非常に重要なツールとなっている。しかしながら、加速器学会や原子力学会、物理学会等で「原子力分野での加速器科学」に関する分野の研究会や講演会が開催されることは非常に少なく、加速器および原子力双方の研究者・技術者が交流をもつ機会が非常に少ないことが現状である。そこで、本研究会では加速器科学およびビーム物理学の原子力分野への応用に関するテーマに焦点をあて、加速器および原子力双方の研究者・技術者を対象に上記の分野における最近の研究事情や将来的な展望について学習する機会を提供することを目的とする。