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Yoshii, K.

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TPCOA11 KEKBにおけるビームトランスポート用BPMの読み出し高速化 514
 
  • T. Aoyama, T. Nakamura, K. Yoshii
    三菱電機システムサービス(株) 加速器技術センター
  • N. Iida, M. Satoh, K. Furukawa, T. Nakamura
    高エネルギー加速器研究機構
 
 

KEKBのビームトランスポート(以下、BT) は、 e-/e+の2本のビームラインからなっており、数十秒間隔でそれぞれのビームラインを使って交互にKEK LinacからKEKBのHigh Energy Ring/Low Energy Ring(以下、HER/LER)の両リングにビームを入射していた。 KEKB を高いLuminosityで運転を続けるには、高く安定した蓄積電流が必要である。 このため e-/e+同時入射システムの実現が必要不可欠となる。 これは、e-とe+を最短20msの間隔で切り替えて、それぞれのリングに入射することができるシステムである。 これらの状況から安定した両リング同時入射を行うために、BTのBPMシステムの高速化が必要となった。 本原稿では BT BPMシステムの高速化について報告する。

 
TPCOA09 KEKBにおける、VME計算機 Upgradeの現状 521
 
  • K. Yoshii, T. Nakamura, T. Aoyama
    三菱電機システムサービス(株) 加速器技術センター
  • K. Furukawa, T. Nakamura, E. Kikutani, K. Mori
    高エネルギー加速器研究機構
 
 

KEKBでは加速器の主要機器を、VME計算機を利用した、Epics base の制御Systemを用いて制御している。 これまでは運転開始時から使用してきたEpics3.13、CPUはPPCの6750を主に使用し、開発や運用を行ってきた。 しかし、ネットワークの高速化やCPUの高速化が進み、現状では対応できない部分が徐々に問題となり、Epics, CPUのUpgradeの必要性が高まっていった。 2006年からEpicsを3.14、CPUをPPC-MVME5500へUpgradeする為の開発を始め、これまでにVXI, Trigger Reciver, PVME501, advme1522, Camacを搭載したCPU PPC-MVME5500によるVME制御を実現してきた。 ここでは、KEKBにおける、VME計算機Upgradeの現状について報告する。