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TPCOA07 | J-PARC MRコミッショニングと機器アプリケーションの進化 | 527 |
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J-PARC MR加速器は2008年5月にビームコミッショニングを開始した。 加速器の初期ビームコミッショニングは特殊な時期であり、さまざまな想定外の問題が判明して機器本体や制御アプリケーションは急速に改修されていくものである。 本稿では、MRの入出射機器(Kicker、Septumなど)を例にとって、約1年のコミッショニングでアプリケーションがどのように進化したかを報告する。 |
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TPCOA06 | J-PARC MR加速器アーカイブデータ表示システムの構築 | 530 |
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J-PARC MR加速器は2008年5月にビームコミッショニングを開始した。ビームコミッショニングで必要となる種々の加速器運転情報/ビーム測定情報は、EPICS標準ツールキットであるChannelArchiverを用いて蓄積されている。 2009年6月現在、ChannelArchiverに登録されているレコード数は15141点に及ぶ。通常、アーカイブされたデータはWebブラウザ経由のグラフ表示などで確認できるが、interlockやON/OFFなどのbit情報にはこのグラフ表示は適さない。このようなbit情報をそれぞれの機器に対応した書式に加工して時系列にWebブラウザ上に表示させる仕組を作成し、J-PARC MRの運転監視に役立てている。 本発表では、J-PARC MR加速器でのアーカイブ環境整備とそのデータ活用の状況ついて報告する。 |