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TOAPB02 | Sバンド小型電子リニアックを用いたレーザーコンプトン散乱X線源・コヒーレントテラヘルツ光源の開発と応用 | 785 |
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産総研では、Sバンド小型電子リニアックを用いたレーザーコンプトン散乱X線源、及びコヒーレントテラヘルツ光源の開発と応用研究を行っている。X線源では、約10~40keVの硬X線生成が可能で、準単色性、微小光源性などの特徴を利用した吸収端イメージングや、インライン位相コントラスト生体イメージングを行っており、将来的に医療応用を目指している。現在は、利用研究を促進する一方、X線収量増強のためのマルチ衝突型レーザーコンプトン散乱X線源の開発を進めている。テラヘルツ光源では、磁気パルス圧縮により超短パルス電子ビームを生成し、コヒーレント放射による高出力テラヘルツ光生成を行い、様々な材料(生体材料やICカードなど)の透過イメージングを行っている。現在は、テラヘルツ時間領域分光のためのシステムを構築中である。本年会では、Sバンド小型電子リニアックを用いたこれらの光源開発と応用研究の現状について報告する。 |