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Tsuchiya, K.

Paper Title Page
WOMGA05 Design of a high field Nb3Al common coil magnet for LHC upgrade 429
 
  • Q. Xu, K. Sasaki, T. Nakamoto, A. Terashima, K. Tsuchiya, A. Yamamoto
    高エネルギー加速器研究機構
  • A. Kikuchi, T. Takeuchi
    物質・材料研究機構
 
 

A high field Nb3Al/Nb3Sn combined magnet is under development, as a R&D for LHC upgrade. There are totally 5 superconducting coils with a common coil configuration in this magnet,3 Nb3Al coils sandwiching 2 Nb3Sn coils. The peak field is 13.2T for the Nb3Al coils and 11.9T for the Nb3Sn coils. Shell structure was adopted in the mechanical design. This paper presents the detail.

 
TOLSA01 ホール素子を用いたエッジ集束ウイグラーの高精度磁場評価 459
 
  • S. Kashiwagi, K. Furuhashi, R. Kato, G. Isoyama
    大阪大学産業科学研究所
  • K. Tsuchiya, T. Shioya, S. Yamamoto
    高エネルギー加速器研究機構
 
 

我々は、阪大産研Lバンド電子ライナックを用いた遠赤外領域の自由電子レーザーの高輝度化を目的とした集束型ウイグラーの開発研究を行っている。開発を行っている集束型ウイグラーは、通常の直方体磁石にエッジ角度を付け磁石端部でのエッジ集束効果を用いたものである。周期長60mm、周期数5の試作機を製作し、ホール素子を用いた磁場測定よりその磁場特性を評価し、実用機へエッジ集束方式を応用した。これまでの開発研究より、ホール素子の僅かな傾きやホール素子を移動させるリニアステージ軸の傾きが、測定される磁場および測定磁場から求まる磁場勾配に大きな影響を与えることを明らかにした。また、エッジ集束ウイグラー内に作られる磁場勾配のギャップ依存性に関しても考察を行った。本学会ではこれらのエッジ集束ウイグラーの高精度磁場評価について発表を行う。

 
TOLSA03 阪大産研テラヘルツFELの高出力動作とその利用 465
 
  • R. Kato, S. Kashiwagi, Y. Morio, K. Furuhashi, Y. Terasawa, N. Sugimoto, S. Suemine, G. Isoyama
    大阪大学産業科学研究所
  • K. Tsuchiya, S. Yamamoto
    高エネルギー加速器研究機構
 
 

阪大産研で開発しているテラヘルツ自由電子レーザー(FEL)は波長70umで再発振と出力飽和に成功した後、FELの特性評価を行うとともに波長領域の拡大と出力増大に努めてきた。現時点での発振波長領域は25um~150um(12THz~2THz)となり、マクロパルスのピークパワーは1kW以上に達した。また、昨年度からこの高強度テラヘルツ光を用いた3件の利用研究を開始した。本学会では、このFELの最近の進展について報告する。

 
WOOPA04 日大LEBRA電子リニアックと光源の現状 18
 
  • T. Tanaka, K. Hayakawa, Y. Hayakawa, Y. Takahashi, T. Kuwada, T. Sakai, K. Nogami, K. Nakao, M. Inagaki
    日本大学量子科学研究所 電子線利用研究施設
  • I. Sato
    日本大学大学院総合科学研究科
  • A. Enomoto, S. Fukuda, S. Ohsawa, K. Furukawa, S. Michizono, K. Tsuchiya
    高エネルギー加速器研究機構 加速器研究施設
  • S. Wakatsuki, S. Yamamoto
    高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所
 
 

日本大学電子線利用研究施設(LEBRA)では125MeV電子リニアックを用いた近赤外自由電子レーザー(FEL)とパラメトリックX線(PXR)の学内共同利用を進め、年間2000時間の加速器運転を行っている。冷却装置の老朽化に伴い順次更新を行いながら冷却系の性能向上を図ってきた結果、加速管冷却水温は±0.01℃、クライストロン冷却水は±0.02℃の安定度を達成し、ビーム加速の安定化に大きく寄与した。しかし、電磁石電源の故障発生を始め既知・未知のビーム変動要因があり、不安定要因の特定とその抑制は、特に空間コヒーレントな単色X線であるPXRを回折強調位相コントラスト撮像に利用する上で重要な課題となっている。光源の高度化研究では、FELと非線形光学結晶による紫外領域の高調波、Si(220)結晶による33.2keVのPXRを発生し、利用可能波長範囲を拡張している。