A   B   C   D   E   F   G   H   I   J   K   L   M   N   O   P   R   S   T   U   V   W   X   Y   Z  

Tanaka, M.

Paper Title Page
TPCOA02 J-PARC加速器制御システムからのJ-PARC加速器PPSシステム状態監視モニタの開発 542
 
  • H. Nemoto
    アクモス株式会社
  • M. Adachi, M. Tanaka
    三菱電機システムサービス(株)
  • K. Kudo, Y. Takeuchi, N. Yamamoto
    高エネルギー加速器研究機構 加速器研究施設
 
 

J-PARC PPS(Personnel Protection System)は安全性を確保するため、J-PARC加速器制御システムとは独立し単独で動作が可能なシステムとして構築されている。一方で加速器制御システムではPPSシステムの状態のモニタやPPSエベントの記録が求められている。今回、PPSシステムと制御システムをPPSの独立性を損なう事無く、制御システムからのモニタを可能とするように機器/ソフトウェアの整備を行った。このシステムと利用法について報告する。

 
WOOPF03 産総研電子加速器施設の現状と将来計画 54
 
  • R. Suzuki, K. Yamada, M. Koike, A. Kinomura, T. Ohdaira, H. Toyokawa, N. Sei, H. Ogawa, M. Tanaka, K. Watanabe, N. Ohshima, R. Kuroda
    産業技術総合研究所 計測フロンティア研究部門
 
 

産総研電子加速器施設では、400MeVのSバンド電子リニアックを高強度低速陽電子ビーム実験、放射光用電子蓄積リングTERASへの入射、自由電子レーザー用蓄積リングNIJI-IVへの入射に使用し、各種実験を行うとともに、各種小型電子リニアックの開発・応用研究を行っている。400MeVリニアックは、2005年度~2006年度に実施した省エネ化改修により、リニアック施設全体で約60%のエネルギー削減に成功し、改修前よりも稼動時間を増やすことが可能になった。施設報告では、この省エネ化対策と対策後の稼動状況を中心に報告する。また、将来計画では、電子加速器を用いたナノ計測に関する拠点形成のため、電子リニアック施設の大幅な改修を予定しており、その概要を報告する。

 
TPOPA07 Luminosity Tuning at KEKB -3 674
 
  • M. Tanaka
    三菱電機システムサービス(株) 加速器技術センター
  • Y. Funakoshi
    高エネルギー加速器研究機構
 
 

KEKB-factory(KEKB)は1999年から衝突実験を開始し、2003年5月にデザインルミノシティ10/nb/sを達成した。第5回加速器学会(2008年8月)報告後、ピークルミノシティは着実に増え続け前回報告時の17.12/nb/sから2009年6月にはデザインルミノシティ2倍以上の21.08/nb/sを記録している。また1シフトあたりの最高積分ルミノシティは426/pbから520/pb、1日あたりでは1231/pbから1500/pbへと着実に進歩している。2007年2月からは、衝突ビームを22mradの交差角付き衝突から正面衝突と同等の状態にするクラブ空洞を世界で初めて導入している。また2009年4月からは入射方法の改善やスキュー六極電磁石の導入によりルミノシティは飛躍的に向上している。今回は第5回加速器学会(2008年8月)報告後に変わった点を中心に報告する。