A   B   C   D   E   F   G   H   I   J   K   L   M   N   O   P   R   S   T   U   V   W   X   Y   Z  

Shimosaki, Y.

Paper Title Page
WPBDA17 Measurement of beam loss distribution in the SPring-8 storage ring 275
 
  • Y. Shimosaki, K. Kobayashi, M. Oishi, M. Shoji, K. Soutome
    高輝度光科学研究センター
 
 

One of the major concerns in the SPring-8 storage ring is an irradiation-induced damage due to beam loss. In order to manifest a mechanism of a beam loss and to handle it, a beam loss monitoring system for beam diagnostics has been developed. By using the system, beam loss distributions in time, space and tune diagram were measured. The system and experimental results will be reported.

 
WPBDA18 SPring-8 加速器診断ビームラインにおけるX線ストリークカメラの特性評価 329
 
  • A. Mochihashi, M. Masaki, H. Ohkuma, Y. Shimosaki, K. Soutome, S. Takano, M. Takao, K. Tamura
    高輝度光科学研究センター
  • Y. Tanaka
    理化学研究所
 
 

ナノ秒~ピコ秒X線パルス光のパルス長の直接観測の手段として、X線ストリークカメラ(以下X-SC)による方法が挙げられる。X-SCの光電面における(光子→光電子)変換過程は、光子エネルギーがkeV領域と高いため、可視光ストリークカメラでの変換過程よりも複雑であり、そのためX-SCの時間分解能や検出効率の光子エネルギー依存性などの基本特性は十分には理解されているとは言えない。SPring-8加速器診断ビームラインにおいて進めている、X-SCの時間分解能の光子エネルギー依存の評価実験等の現状について報告する。また、SPring-8ではmomentum compaction factorの制御やhead-tail motionにより鉛直方向にバンチを傾斜させることによる短パルスX線発生が進行中であり、X-SCを用いた短パルスX線のパルス長の評価についても報告する。

 
TPMGA10 SPring-8蓄積リングにおける短パルス放射光生成のためのキッカーマグネットの開発 611
 
  • C. Mitsuda, K. Fukami, M. Masaki, A. Mochihashi, M. Oishi, J. Schimizu, Y. Shimosaki, M. Shoji, K. Soutome, K. Tamura, H. Yonehara, K. Kobayashi, T. Nakanishi
    高輝度光科学研究センター 加速器部門
  • T. Ohshima
    理化学研究所(XFEL)
 
 

近年、物質構造科学のユーザーによる物質構造の精密測定のための短パルス光が強く求められており、SPring-8においては垂直パルスキッカーによる短パルス放射光生成のための小型大電流出力電源を含むキッカーマグネットシステムの開発を進めている。この手法は、クロマティシティー0でない条件下で垂直キックにより電子バンチのヘッドテール振動を励起し、傾いたバンチからの縦長の放射光をスリットにより切り出すことにより短パルス光を取り出す。開発されたキッカーマグネットは1Hzの繰り返しで2.7usのパルス幅で5.6mTの磁場出力を実現した。このキッカーマグネットを用い、電子バンチの傾きを可視光ストリークカメラで観測している。また、スリットによる切り出しを行い、FWMHで7psの短パルスX線の観測に成功している。本発表ではキッカーマグネットシステム及びビームプロファイルの観測システムと結果について報告を行う。