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FOBTB01 | 強制振動で見るビームビーム効果 | 1126 |
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衝突型加速器を論じるとき、ビームビーム効果なしで語ることはできない。なぜなら、ビームビーム相互作用はルミノシティを決める大きな要因となっているためである。そのため、多くの方がこの効果の研究をしてきた。一方、電子加速器ではビームを横方向にRF周波数で強制振動させることで、チューンの測定が行われている。ビームビーム相互作用が存在する場合には、これによってビームビームパラメータも測定できることはよく知られている。本論文では、強制振動の振幅が大きい場合に、ビームビーム相互作用によるレゾナンスの影響を調べる。 |
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WOOPE02 | KEKB加速器の現状 | 63 |
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KEKB加速器は2007年1月に超伝導クラブ空洞を導入し、同年10月以後、順調にクラブ交差による実用運転を行なっている。クラブ交差で高いルミノシティを達成するには、従来のレベルを超えた精密な誤差補正とビーム衝突調整が不可欠である。その一つとして、今期新たに、電子・陽電子両リングに合わせて28台の歪6極磁石を設置し、衝突点における水平垂直結合の運動量依存性を補正したが、この補正が突破口となって、クラブ以前の記録17.6/nb/sを大きく上回るピークルミノシティ20.84/nb/sが達成された。また、1日・7日間などの積分ルミノシティも記録を更新し、現在総積分ルミノシティは953/fbに達している。入射ビームをパルス毎に切り替えてKEKB両リングと放射光リングの3者に同時入射する技術が最近実用化され、衝突調整の効率が向上したことも、今回の成果に繋がっている。 |