群馬大学では 2010年3月治療開始を目指し、重粒子線治療施設の整備を行っているところである。本施設は炭素線治療施設の普及を目的に放射線医学総合研究所で開発された成果を基にしている。群馬大学は普及型施設の初号機であり実証機としての位置づけである。本発表ではその状況を概説する。