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FRVAA07 | 真空内導線の耐久性評価 | 1001 |
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真空装置にはモニターや電極など、さまざまな用途で真空内の信号を得るための導線が使用されている。 これらの導線は、固定されているだけではなく、直線導入機などの駆動機構により電極部が移動して導線が屈曲する場合も多い。 特に、モニター等で定期的に往復運動する機器では、導線には繰り返し運動に伴う応力が負荷されるため、導線の耐久性が問題となる。 これらの装置においては、導線の材質や線径、本数、絶縁被服の種類などによる耐久性を知った上で、使用する導線の選定を行う事が必要である。 今回我々は真空装置を設計製作する立場から、往復運動による導線への機械的負荷を模擬できる装置を製作し、その装置を使用して 仕様の異なる6種類の導線についての耐久試験を行った。その結果導線の仕様により耐久性に、大きな違いが見られたので報告する。 |
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FOBTB03 | S-LSRでの共鳴結合のためのチューン調整 | 1132 |
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S-LSRでは、3次元のレーザー冷却を行うため、シンクロ・ベータトロン共鳴を利用して進行方向の冷却力を横方向に伝える試みを行っている。進行方向と水平方向の結合は運動量分散のある領域に配置したRF空洞で、水平方向と横方向の結合は電子ビーム冷却装置のソレノイド磁場で行う。3次元冷却では差共鳴を用いるため、ベータトロンチューン・シンクロトロンチューンの小数部を一致させる必要があるが、これまでの運転ではベータトロンチューンとビーム寿命の再現性が悪かったため原因の調査を行い、リング四重極磁石を励磁電流180A(2.57T/m)で初期化することでこれを改善した。これに加え、RF電圧を変えてシンクロトロンチューンを変化させたところ、共鳴に起因するTune Separation(|νs-νx|=0.13)が観測された。本発表では、これらの測定結果とレーザー冷却への影響について報告する。 |
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WOOPB01 | Present Status of Accelerator Laboratory at ICR, Kyoto University | 1149 |
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Activity on Beam Physics at ICR, Kyoto University in a past year, such as multidimensional laser cooling, laser proton production and nuclear structure analysis with electron ion collisions in an electron storage ring, are to be presented together with the desired future research directions. |
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FOBTB04 | S-LSRにおけるバンチビームのレーザー冷却実験の光学的観測 | 1135 |
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京都大学化学研究所のイオン蓄積・冷却リングS-LSRにおいて、40keVのMgイオンビームをドリフトチューブのRF電場によってバンチ化し、280nmの紫外線レーザーで冷却する実験を行っている。 観測方法として、横方向のビーム幅をビームからの蛍光によって測定するCCDカメラによる方法と、PAT(Post Acceleration Tube)でビームの運動量を掃引したときの蛍光をPMTで観測する方法を用いた。CCDの測定ではシンクロトロンチューンと、水平方向と鉛直方向のベータトロンチューンとの差がそれぞれ整数になる共鳴条件で、入射時に1mmであったビーム幅が0.55mmに減少した。PATとPMTの測定ではCCDの測定でビーム幅が減少している条件の時にビームの進行方向の運動量広がりが大きくなっていることが分かった。これは共鳴によって横方向の運動量が進行方向に移っていることを示唆している。 |