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WPCEA06 | コンパクトERL建設に向けた東カウンターホール改修の現状 | 278 |
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KEK東カウンターホールは床面積約100m×50mの実験ホールで、陽子ビームや2次ビームを用いたカウンター実験のために長年使用されて来た。物理実験のアクティビティがJ-PARCに移行することに伴い、このホールを先端加速器の開発拠点として再利用することになり、そのための改修の予算が認められた。改修後はコンパクトERLがホール内に建設される予定である。現在、素粒子原子核研究所の全面的な協力の下で、放射線シールドの撤去作業が急ピッチで進められている。今後、耐震補強や床、天井、側室の建屋改修工事、冷却水設備の更新、変電設備の更新が行われる予定で、その設計が進められている。東カウンターホール改修の現状について報告する。 |
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WPLSA07 | cERL入射器テストビームラインでのビームダイナミクス | 326 |
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KEK, JAEA を中心とした大学・研究機関によって、エネルギー回収型リニアック(ERL)の実証機としてcompact ERL(cERL)計画が進められている。ERL実証機建設に先立ち、cERL用のフォトカソード DC 電子銃システム、および入射器ビームラインをテストするための施設として、KEKのAR南棟実験室において、cERL入射器テストビームラインの建設が開始されている。このビームラインは、フォトカソード DC 電子銃、ソレノイド電磁石、バンチャー空洞、ビーム診断ライン、そしてビームダンプから構成される。機器の配置は、周回部にある主加速空洞に繋がる合流部下流において、エミッタンスおよびバンチ長の両方が最小になるように最適化されている。本発表では、入射器テストビームラインでのビームダイナミクスについて報告する。 |
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TPMGA14 | 偏光高速切り替え用バンプスイッチングシステムの現状 | 563 |
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KEK-PF BL-16では、放射光の偏光特性に依存する物性の検出を目的とし、偏 光の切り替えとロックイン技術を組み合わせた実験が検討されている。偏光切り 替えのために2 台のAPPLE-Ⅱ型アンジュレータと5台のバンプ電磁石が用意されて おり、アンジュレータを直列に並べて、各々のアンジュレータ内での電子軌道を 交互に傾けることにより、高速偏光切り替えを実現する。電磁石5台とアンジュ レータ1台は2008年3月にインストールされ、現在に至るまでマシンスタディが行 われている。バンプのスイッチングは70Hz程度まで達成できているが、スイッチ ング中の軌道の変動が大きく、その抑制が現在の課題である。今回の発表は最新 のマシンスタディを中心にバンプシステムの現状を報告する。 |