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Motohashi, S.

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WOCOA02 F3RP61を利用した組込みEPICSの加速器制御への応用 435
 
  • J. Odagiri, S. Araki, K. Furukawa, N. Kamikubota, A. Kiyomichi, K. Mikawa, S. Murasugi, H. Nakagawa, S. Yamada, N. Yamamoto
    高エネルギー加速器研究機構
  • K. Kameda, T. Natsui, H. Shiratsu
    横河電機株式会社
  • M. Komiyama
    理化学研究所
  • S. Motohashi, M. Takagi
    関東情報サービス
  • N. Nagura
    日本アドバンストテクノロジー株式会社
  • T. Nakamura
    三菱電機システムサービス株式会社
  • A. Uchiyama
    住重加速器サービス株式会社
 
 

FA-M3 PLCのCPUモジュールであるF3RP61を利用した新しいInput / Output Controller (IOC)を開発した。F3RP61はOSとしてLinuxを採用した点に特徴がある。このため、F3RP61の上で直接、EPICSのコア・プログラムを実行することができる。FA-M3の多様で豊富なI/Oモジュールを利用することにより、このIOCには電源制御、インタロック状態のモニタ、ステッピング・モータ制御、ビームモニタのためのデータ収集などの様々な用途がある。このIOCの採用によって、これまでIOC層とPLC層に分かれていた二つのフロントエンド計算機を一つにまとめることが可能となり、アプリケーション・ソフトウェアの開発と維持が格段に容易になった。本稿ではJ-PARC主リング制御システムにおける導入例を中心に、F3RP61をIOCとして利用した各種の応用事例を紹介する。

 
TPCOA01 J-PARC主リングのビーム・ロス・モニタのデータ収集システムの改良 684
 
  • S. Motohashi, M. Takagi
    関東情報サービス株式会社
  • J. Odagiri, N. Kamikubota, N. Yamamoto, S. Yamada, H. Nakagawa, D. Arakawa, Y. Hashimoto, T. Toyama
    高エネルギー加速器研究機構
 
 

大強度の陽子加速器であるJ-PARC主リングのオペレーションにとって、ビーム・ロス・モニタの果たす役割は大きい。主リングには総計316台のガス・チェンバー型のビーム・ロス・モニタが設置され、主リング全体にわたるビーム・ロスの空間分布とともに、各測定点での加速サイクル内での時間構造がモニタされる。 このためのデータ収集システムとして、これまでProgrammable Logic Controller (PLC)をベースにしたシステムが用いられてきたが、今回、制御ソフトウェアの保守性と性能の向上のため、PLCのCPUを通常のシーケンスCPUからLinuxをOSとして搭載したCPU(F3RP61)への置き換えを行った。 本稿では、F3RP61を使ったときの実装について報告する。