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Minato, T.

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TPMGA22 28GHzECRイオン源用超伝導磁石の完成と運転 635
 
  • J. Ohnishi, T. Nakagawa, Y. Higurashi
    理化学研究所 仁科加速器研究センター
  • T. Minato
    三菱電機
 
 

昨年の加速器学会で発表したように28GHzECRイオン源用超伝導磁石は、設計電流値の約85%の励磁レベルで6極コイルがクエンチを起こし、それ以上の励磁ができなかったが、6極コイル端部の支持構造の改造により100%の励磁を達成することができた。その後、Φ172mmの室温ボアをもつイオン源用クライオスタットに組み込み、昨年12月に理研リニアック上流のコッククロフトステージ(100kV)上に据え付けた。3月に超伝導磁石の冷却励磁を行ない、その後3台のGM冷凍機で液体ヘリウムを維持し、現在イオン源の立上げとビームラインの設置を行なっている。本発表ではこれらの状況と完成した超伝導磁石の冷却励磁システムについて述べる。