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WPBDA28 | 負性抵抗回路を用いたカレントモニタの開発 | 174 |
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数秒程度の繰り返し周期のシンクロトロンのビームモニタとして適したCurrent Transformer(CT)を開発し若狭湾エネルギー研究センター(WERC)のシンクロトロンにインストールした。WERCのシンクロトロンには、ビームモニタとして高周波帯域のCTと静電誘導型のバンチモニタが設置されているが、交流成分しか測定できないため、 リング内を周回している粒子数を常に測定することができない。今回開発及び設置したビームモニタは電流の負性抵抗回路を応用した直流成分を測定できる新方式のCTである。また、DSP を用いて、CT の出力に重畳する誤差磁場信号の除去およびオフセットの変動の改善を行う信号処理システムを開発した。これらについて報告する。 |