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Katagiri, K.

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WPBDA26 2次元流体モデルによる比例計数管内電離ガスの数値解析 320
 
  • K. Katagiri, T. Furukawa, E. Takeshita, K. Noda
    放射線医学総合研究所
 
 

放医研では,スキャニング照射システムのビームプロファイルモニタとして,MWPC (Multiwire Propotional Counter)の利用を検討している.MWPCでは,高レートの入射粒子に対して,出力信号の低下(ゲインリダクション)が発生する.このゲインリダクションの改善のために,数値計算によるパラメータ(陽極径,電極間距離,ガス圧力)の最適化を行っている.まず,単純な同軸型比例計数管に2次元流体モデルを適用し,増幅ガス内部の陽イオンと電子の空間分布,及び電場の時間変化を解析した.これらの結果から,ゲインリダクションの原因となる空間電荷効果の時間変化について議論する.

 
TOAPA04 放医研におけるスキャニング照射装置開発の現状 758
 
  • T. Furukawa, T. Inaniwa, S. Sato, N. Saotome, T. Shirai, Y. Takei, E. Takeshita, T. Himukai, K. Katagiri, S. Fukuda, A. Nagano, S. Mori, S. Minohara, K. Noda
    放射線医学総合研究所
  • Y. Iseki, K. Hanawa, N. Kakutani, C. Yamazaki, Y. Kanai
    株式会社東芝
 
 

平成18年度より放医研では、HIMACからのビームラインを延長し、スキャニング照射装置、および回転ガントリーを備える新治療室を建設する計画を進めている。ここでは、呼吸性移動臓器に対するアプローチとして、呼吸同期照射と高速な多数回スキャニングを組み合わせることにより、線量分布の悪化を防ごうと考えている。この高速スキャニング照射装置を実証するために、平成20年度は、建屋の建設に先行して、照射装置の設計、および製作を行った。これをHIMAC物理汎用照射室に設置し、ビーム試験をスタートした。これらの進捗状況を紹介する。