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Iwasaki, T.

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TPOPA14 放射光施設SAGA-LSの現状 671
 
  • S. Koda, T. Iwasaki, Y. Takabayashi, T. Kaneyasu
    九州シンクロトロン光研究センター
 
 

SAGA-LSの2008年~2009年の状況及び今後の計画について報告する。蓄積リングは10時間/日、4日/週の運転サイクルで定常的に放射光を提供している。この1年間で蓄積電流を段階的に150mAから300mAに引き上げた。放射光ビームラインとしてはBL6(九大)、BL10、11(佐賀県)が建設された。長直線部LS3にはBL10用可変偏光高輝度光源としてAPPLE2アンジュレータを設置した。現在、加速器性能向上のためリニアックの計算機制御化、アンジュレータスキュー補償システムの開発を進めている。またビームモニター、ガンマ線利用研究のためのレーザーコンプトン実験ラインBL1を建設中である。今後の計画としては超伝導ウィグラー(臨界エネルギー5keV)の設計を進めており、本年度中に設置予定である。