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WPLSA04 | ERL電子銃励起用リニアキャビティ型Ybファイバーレーザーオシレータの開発 | 124 |
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ERLでは光陰極電子銃からの電子ビームの特性が光の特性や品質に直結するため、光陰極励起用レーザーとして高安定性、高出力が期待できるYbファイバーレーザーを採用する予定である。超伝導加速空洞のRF周波数が1.3GHzであるため、我々はYbファイバーレーザーで1.3GHzの繰返し周波数を実現することを目標としていくつかの異なるタイプのオシレータを開発している。その1つとしてSESAM (半導体可飽和吸収鏡)を用いてモードロックを行う直線型のオシレータがある。このオシレータでは励起光を透過しレーザー光を反射するダイクロイックミラーと、光の強度が高いと反射率が高くなるSESAMを、それぞれYbファイバーの両端に取り付けた直線型のリニアキャビティに励起光を入射し、Ybファイバーレーザーの発振光を閉じ込めてモード同期を行う。本発表ではオシレータとその特性について報告する。 |
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TPMGA19 | 偏光制御アンジュレータ用電磁石移相器プロトタイプの磁場測定試験 | 664 |
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東京大学ではSPring-8に最先端の物質科学研究を行うための高輝度軟X線ビームラインを2010年までに完成させる予定である。このビームラインの光源として30m長直線部に27mの偏光制御アンジュレータが建設される。この偏光制御アンジュレータは4台の水平偏光8の字と4台の垂直偏光8の字のアンジュレータセグメントが交互に配置され、その間に高速で偏光制御できる電磁石タイプの移相器が設置され、水平・垂直偏光の軟X線だけでなく高速極性切替できる円偏光軟X線も供給できる。このようなアンジュレータは世界的にも実用例がなく、偏光を制御する移相器には再現性や周波数特性などに高い性能が要求される。我々は既に移相器プロトタイプの設計・製作を済ませ、性能評価のための磁場測定試験を行ってきた。本発表では移相器プロトタイプの磁場測定試験の現状について報告する。 |