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Hosaka, Y.

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TPOPA29 早稲田大学RF電子銃加速器システムの現状と今後の展望 592
 
  • K. Sakaue, T. Aoki, R. Betto, Y. Hosaka, T. Suzuki, M. Washio, J. Yokose, Y. Yokoyama
    早稲田大学 理工学研究所
  • H. Hayano, N. Terunuma, J. Urakawa
    高エネルギー加速器研究機構
  • S. Kashiwagi
    大阪大学 産業科学研究所
  • R. Kuroda
    産業技術総合研究所
 
 

早稲田大学ではRF電子銃をベースとした小型加速器システムを喜久井町キャンパス内に設置し、電子ビームの高品質化研究及びそれを用いた応用研究を行っている。 電子ビームの高品質化研究としては、RF電子銃の改良及びCs-Teカソードの採用によりマルチバンチ生成による電子ビームの大電流化・シングルバンチ運転におけるバンチの高輝度化が可能となり、現在開発を進行中である。 一方応用研究として行っている放射線反応解析ツールとしてのパルスラジオリシス実験や逆コンプトン散乱による軟X線生成実験においても上記RF電子銃の入れ替えによる一定の効果が得られており、更なるビームの高強度化によってより幅の広い応用研究が見込まれている。 本講演では、早稲田大学RF電子銃加速器の現状と今後の展望について報告する。