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Higashi, Y.

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WOOPF01 KEKにおけるXバンド加速の研究現状と展望 48
 
  • T. Higo, M. Akemoto, S. Fukuda, N. Higashi, Y. Higashi, K. Kakihara, N. Kudoh, H. Nakajima, S. Matsumoto, T. Shidara, T. Takatomi, K. Ueno, Y. Watanabe, K. Yokoyama, M. Yoshida
    高エネルギー加速器研究機構
 
 

KEKでは、加速器の基礎技術として重要であり、レプトンの超高エネルギー加速器への展開に必須となるXバンド高電界加速の研究を進めている。CLICでの主ライナック用加速管を目標とした評価研究を進めると同時に、そこで生ずる放電に関する基礎研究を進めている。またこれを遂行するRFシステムの拡張も進めている。本報告では、100MV/mの安定加速を実証したこと、無酸素銅に比べてステンレスの放電耐性が大きいこと等、関連する最近の試験結果を示す。更に、研究に必要な高電力施設の状況を紹介するとともに、今後の展開に関する方針を述べる。

 
WPLSA18 レーザー蓄積装置を用いたレーザーコンプトン散乱X線生成試験及び今後の展望 201
 
  • K. Sakaue, M. Washio
    早稲田大学 理工学研究所
  • S. Araki, M. Fukuda, Y. Higashi, Y. Honda, T. Taniguchi, N. Terunuma, J. Urakawa
    高エネルギー加速器研究機構
  • N. Sasao
    岡山大学
 
 

KEK先端加速器試験施設内に設置されている小型電子加速器では大強度マルチバンチの電子ビーム加速及びこれを用いたレーザーコンプトン散乱X線生成試験を行っている。 これまでにレーザー蓄積装置内に蓄積した1064nmのレーザーパルスと40MeV程度の電子ビームとの相互作用によりX線生成を確認し、生成X線強度・X線エネルギー・X線の時間構造など様々な計測を行い、ほぼ予想値と一致する結果が得られている。 今後、加速器・レーザー蓄積装置の両方をアップグレードすることによって実用に堪えうる強度のX線源の実現を目指すとともに、5MeVの電子ビームを用いることによって軟X線領域のエネルギーのX線生成も計画している。 本講演ではこれまでのX線生成試験の結果、今後の展望としてレーザー蓄積装置のアップグレード計画及びX線源計画について報告する。

 
TPOPA30 KEK小型電子加速器(LUCX)の将来計画 589
 
  • M. Fukuda, S. Araki, A. Deshpande, Y. Higashi, Y. Honda, T. Taniguchi, N. Terunuma, J. Urakawa
    高エネルギー加速器研究機構
  • K. Sakaue
    早稲田大学 理工学研究所
  • N. Sasao
    岡山大学
  • M. Takano
    (有)さうび
 
 

我々はパルスレーザー共振器を用いた逆コンプトン散乱によるX線源の開発研究を高エネルギー加速器研究機構(KEK)にある小型電子加速器(LUCX)で行っている。X線はパルスレーザー共振器内に蓄積された赤外(1064nm)のレーザーパルスとマルチバンチ電子ビームとのコンプトン散乱により生成する。 今後、Gun用のKlystronを新たに追加し、Gun単独運転の5MeV運転と加速管も用いた50MeV運転の2つモードで運転できるようにし、その両方でX線生成を行うことを計画している。さらにRFgunを新しいタイプのものに交換する。まずはGun単独運転で5MeV, 1000 bunches/pulse, 0.5nC/bunchの運転を開始することを目指している。 本講演ではこの加速器のアップグレード計画について報告する。

 
FPACA13 加速管の内部三次元形状の測定 940
 
  • K. Enami, T. Kume, Y. Higashi, K. Ueno
    高エネルギー加速器研究機構
 
 

本研究の目的は,加速管の内面の三次元形状の非接触測定である. 現在,超伝導加速空洞は,ハーフセルの段階ではその形状測定が可能であるが,赤道部を溶接してセルとなった状態ではその内部形状は測定できない.また,現在開発中のシームレス加速管においては,最初から最後まで内部形状は測定不可能である.内部形状を得るため,三次元測定機を用いて外部形状を測定し,これに超音波厚さ測定の数値を加えることも考えられるが,アイリス部では厚さ測定が困難であることや,三次元測定機での外部形状の測定が困難,時間がかかるといった問題がある.そこで,画像測定を用いた非接触測定プローブを加速管内に挿入し,内部から直接三次元形状を測定する装置を考案し,測定実験を行っている.

 
FPACA24 Xバンド高電界加速管の100MV/m試験 989
 
  • T. Higo, M. Akemoto, S. Fukuda, Y. Higashi, S. Matsumoto, T. Takatomi, K. Ueno, K. Yokoyama
    高エネルギー加速器研究機構
  • S. Döbert, M. Geabaux, W. Wuensch
    CERN
  • S. Tantawi, J. Wang
    SLAC
 
 

高エネルギーレプトン加速器で用いる高電界加速の基礎研究として、CLIC主線形加速器を想定した加速管の100MV/m試験を行った。1m当たり、250nsパルス幅、50Hzの繰り返しで10時間に一回の放電頻度(5E-7/パルス/m)までに抑えられていることが分かった。これは減衰構造の無い加速管であり、今後減衰構造付の加速管での性能試験を行うが、その際に比較基準とすべき基礎データとなると同時に、100MV/m級での加速の実現可能性を示している。

 
FPACA26 Study of RF breakdowns in X-band high field regime 995
 
  • S. Matsumoto, K. Yokoyama, T. Higo, S. Fukuda, Y. Higashi, Y. Watanabe, N. Kudoh
    高エネルギー加速器研究機構
 
 

A program of the experiment of RF breakdowns under very high field strength of order of 100MV/m is ongoing at KT-1 X-band RF test station at KEK. As a basic research of the RF breakdown phenomena in the accelerating structure, a waveguide both its height and width being reduced (a narrow waveguide) is used to enhance the field. The dependence of breakdown rate on the gradient were measured and the rate of a copper waveguide was found to be larger than that of a stainless steel waveguide.