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Hachiya, K.

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TOAPB03 酸化チタン(TiO2)に対する中赤外域波長可変レーザー(KU-FEL)照射効果の検討 788
 
  • T. Sonobe, K. Hachiya
    京都大学大学院エネルギー科学研究科
  • M. Bakr Arby, K. Yoshida, K. Higashimura, R. Kinjo, T. Kii, K. Masuda, H. Ohgaki
    京都大学エネルギー理工学研究所
 
 

京都大学エネルギー理工学研究所では、2008年3月に波長12.4mでFEL発振を観測し、5月には波長13.6mでFEL飽和を達成した。更に、エネルギー材料分野へのFEL光利用を目指し、光輸送ダクトを設置しFEL照射試験設備の開発を進めている。そこで、材料科学へ応用するためには、中赤外域波長可変レーザー(KU-FEL)照射が材料に及ぼす効果を、結晶・光学特性など物性科学的な視点から評価し、その知見を得ることは重要である。 本研究では、赤外域での光学特性が注目されている酸化チタン(TiO2)に注目し、FEL光とこれに同期させた可視・紫外レーザーとの同時照射によるフォトルミネッセンス(PL)特性を観測するとともに、構造特性を評価することでFEL光照射効果に関する知見を得ることを目的としている。