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Fujii, Y.

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WOMGA01 ニュートリノビームライン超伝導複合磁場磁石システムのコミッショニング 412
 
  • T. Ogitsu, Y. Ajima, Y. Fujii, T. Hasegawa, N. Higashi, T. Ishii, M. Iida, N. Kimura, T. Kobayashi, Y. Makida, T. Nakadaira, T. Nakamoto, H. Ohhata, T. Okamura, K. Sakashita, K. Sasaki, M. Shibata, K. Tanaka, A. Terashima, T. Tomaru, A. Yamamoto
    高エネルギー加速器研究機構
  • A. Ichikawa
    京都大学
  • H. Kakuno, N. Hasting
    東京大学
 
 

J-PARCニュートリノビームラインではメインリングから出射した陽子ビームを神岡方向に曲げるためのビームラインに全長150mの超伝導磁石システムを用いている。このシステムでは実用超伝導磁石では世界初となる単層の左右非対称コイルを用いた複合磁場磁石が用いられている。システムは平成20年の12月に現地工事を完成し、翌年1月から3月の間にハードウェアコミッショニング、4月から5月にかけてビームコミッショニングを行った。コミッションニングの結果ほとんどのハードウェアがほぼ期待通りの振る舞いをしていることが確認され、秋以降からの本格運用に向けて必要な性能確認が行えた。本講演ではシステムのコミッショニングの結果について主に複合磁場磁石の性能試験を中心に報告を行う。

 
WPCEA07 J-PARCおける測量とアライメントの現状 317
 
  • N. Tani, T. Morishita, S. Meigo, M. Harada, S. Harjo
    日本原子力研究開発機構 J-PARCセンター
  • M. Shirakata, M. Yoshioka, T. Ishii, Y. Fujii, S. Torii
    高エネルギー加速器研究機構 J-PARCセンター
 
 

日本原子力研究開発機構と高エネルギー加速器研究機構が共同で建設を進めてきた大強度陽子加速器施設(J-PARC)は第1期計画の建設が完了し、物質生命科学実験施設、ハドロン実験施設、ニュートリノ実験施設が稼動し始めた。  J-PARCは海岸線に建設された施設であるため、建設当初から不等沈下が懸念された。各加速器施設では機器の据付後も測量作業を行うために観測網が整備され、定期的に測量が実施されている。また、物質生命科学実験施設では中性子ビームラインの増設が現在も計画されており、アライメントの手法が検討されている。ここではJ-PARCにおける各施設の測量とアライメントの現状として昨年度の活動内容と今後の取り組みについて報告する。