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Enami, K.

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FPACA13 加速管の内部三次元形状の測定 940
 
  • K. Enami, T. Kume, Y. Higashi, K. Ueno
    高エネルギー加速器研究機構
 
 

本研究の目的は,加速管の内面の三次元形状の非接触測定である. 現在,超伝導加速空洞は,ハーフセルの段階ではその形状測定が可能であるが,赤道部を溶接してセルとなった状態ではその内部形状は測定できない.また,現在開発中のシームレス加速管においては,最初から最後まで内部形状は測定不可能である.内部形状を得るため,三次元測定機を用いて外部形状を測定し,これに超音波厚さ測定の数値を加えることも考えられるが,アイリス部では厚さ測定が困難であることや,三次元測定機での外部形状の測定が困難,時間がかかるといった問題がある.そこで,画像測定を用いた非接触測定プローブを加速管内に挿入し,内部から直接三次元形状を測定する装置を考案し,測定実験を行っている.