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Azumi, N.

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FPACA34 Cバンド加速管量産中間報告 1024
 
  • S. Miura
    三菱重工業株式会社
  • T. Shintake, T. Inagaki, H. Maesaka, N. Azumi
    理化学研究所播磨研究所
  • S. Matsui, H. Kimura
    高輝度光科学研究センター
  • H. Matsumoto
    高エネルギー加速器研究機構
 
 

三菱重工では2002年から2005年にかけて、理化学研究所播磨研究所殿向けに、Cバンドチョークモード加速管4本を開発、製作した。本加速管らは、SCSSテストライナックに使用されており、軸上電界37MV/mで安定に稼動している。 2007年より、理化学研究所殿X-FEL計画向けにCバンドチョークモード型加速管128本の量産を開始し、2009年6月現在で86本の生産を完了した。これらの加速管のうち何本かは、RFエージングを理化学研究所殿で実施され、軸上電界40MV/mで問題なく運転できることが確認されている。これらの加速管量産中間結果について報告する。

 
WPCEA02 XFEL建屋の変位計測 204
 
  • H. Kimura, S. Matsui, N. Azumi, T. Otsuka, S. Itakura, K. Ohshima, N. Kumagai
    理化学研究所 播磨研究所 XFEL
 
 

(独)理化学研究所は2010年度の完成を目指し、(財)高輝度光科学研究センターと協力してX線自由電子レーザー(XFEL)施設の建設を行っている。施設建屋(加速器棟・光源棟)は2009年3月末に完成し、現在加速器の据え付けが始まっている。 完成直後の建屋の変位は小さくなく、それらはコンクリート躯体・杭の乾燥収縮、躯体の温度変化、地盤の変位などによっておきる。特にXFEL機器を設置する収納部床面の安定性は加速器の性能の一つとして重要である。我々建設チームと据付・アライメントチームは、建屋建設の期間から収納部床部の水準測量を行い、又4月からは建屋の長手方向の変位や建屋の曲がりの計測を行い、建屋の変位に関するデータをとり続けている。  本発表では、得られたデータを元に今後の変位を考察する。又、加速器据付基準線決定の考え方についても議論する。