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Abasaki, H.

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TPMGA18 遅い取り出しのリップル除去用4極電磁石の効果(KEK 12GeV PSのデータより) 548
 
  • K. Mochiki
    東京都市大学
  • H. Abasaki
    武蔵工業大学
  • M. Tomizawa, A. Kiyomichi, H. Nakagawa
    高エネルギー加速器研究機構
 
 

Slow Extraction(SX)で取り出されたビームを素粒子や原子核実験に使う場合、ビームの利用効率を上げるために取り出されたビームは揺らぎやスパイクを無くす必要がある。取り出しのスピル形状を制御するために共鳴を制御する4極電磁石(EQ)が使用される。KEKの12GeV PSではスピルの揺らぎを抑制するために周波数応答の良い4極電磁石(RQ)を併用していた。J-PARCでもインストールしようとしている。ただ、「本当にRQは必要なのか?」「有効に機能するのか?」などの疑問が提示されることがある。そこで、KEKの12GeV PS時代のデータを使い、「使い方しだいでは有効である」「システム構成しだいでは必要である」「RQを使ったほうが、フィードバックプログラムが容易になる」などを説明したいと思う。